トラックの種類:荷台の形状でも分類できる
事業用トラックにはいくつかの種類があることをご存知ですか。
ここではその種類について簡単に説明してみたいと思います。
最初は「小型トラック」です。
積載量が2トン以下のものを指し、荷台の形状がフラット型の平ボディ、アルミ製かつ箱型のバンボディに別れます。
保冷車・冷凍冷蔵車もこれに該当することがあります。
「中型トラック」は積載量4トン前後のものを称します。
小型同様に平ボディ、バンボディもありますが、ウィングボディとよばれる両サイドが開くタイプや、荷台を幌で覆っているウィング車もあります。
積載量が5トンになると「大型トラック」と呼ばれるようになります。
ここまで来ると1台ごとに積載量が大きく異なり、10トン以上積めるものも珍しくありません。
平ボディ、バンボディ、ウィングボディ、冷凍冷蔵車いずれも存在し、長距離の大量輸送に適しています。
ほかにもダンプカーやタンクローリー、ミキサー車などの特殊な車両があり、日常的に幅広く使われています。
普通車とは違うトラックの内装
トラックの内装は普通車とは違ったポイントがあります。
①窓の面積が広い
普通車と違いトラックのフロントガラスの面積は非常に大きいです。
同様に座席扉側の窓の面積も普通車とは
比べ物にならないくらいの面積があります。
②後部座席が寝室になっている。(無い種類のものもある。)
普通車とは違いトラックの後部座席に当たる部分は寝台になっている事が多いです。
この寝台で運転手さんは仮眠をとったりご飯を食べたりといった休憩をするスペースになっています。
ベッドの材質はウレタンマットが引いてある場合はほとんどのようです。
③トラックの内装は普通車と違ってとてもシンプルな作りになっている。
仕事の道具として作られた車だけあって、内装はとてもシンプルで頑丈な作りになっています。
シンプルな作りということは、日頃のメンテナンスもしやすいということです。
会社によっては内装の状態は運転手さんに委ねられていますので、
スピード違反探知機などの計器を置いて日々の安全運転に役立てる工夫が行われているようです。
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2022/7/5 更新