トラックの燃費はどのくらい?
トラックというと日本全域にわたって長距離で走り回ることが多いため、燃費が良くなければ意味がありませんが、実際の燃費はどのくらいか気になるものです。
当然ですが普通乗用車と比べると、重量があり走行のための馬力が必要となるため、ガソリンの消費は激しいです。
2トントラックなら普通乗用車と大差なく、10km/Lくらいですが、4トンになると7~8km/Lとなります。
また、燃費効率を格段に向上させた新規格のエンジンが開発され、大型の10トントラックにも採用されていますが、それでも極端に燃費が悪くなり、1リットルあたり4~5kmしか走れなくなります。重量のある荷物を積み込むとさらに消費が激しくなって、効率が悪くなるのは周知の事実です。
ちなみに、消費が激しいので大量の燃料を積み込む必要があり、燃料タンクは昔ほど大きくはありませんが、4トンで100~200リットル、10トンだと400~600リットルは給油できるようになっています。
トラックの耐用年数と税金について
事業のために支出した費用は必要経費にすることができますが、購入金額が10万円を超える場合は単年度の必要経費にせず、固定資産に計上して減価償却費を計上する必要があります。
固定資産は耐用年数が短いほど一年あたりの必要経費が大きくなり、節税効果が大きくなりますが、トラックの耐用年数は4年です。
ただし、中古で購入した資産の場合、既に使用されている年数分耐用年数は短くなります。
初年度登録から1年経過しているトラックを購入した場合は残り3年、3年以上経過している場合は2年(経過年数が長くても、耐用年数が1年以下になることはありません)になります。
減価償却費は、購入した金額から必要経費に算入した金額を差し引いた帳簿価額が1円になるまで計上することができるので、1年あたりに計上できる費用は異なりますが、複数年にわたって計上できるトータルの必要経費総額は同じです。
購入当初の必要経費を大きくしたい場合は、中古トラックの購入が効果的です。
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最終更新日:2019/9/19